海や自然に対する理解を深めてもらおうと、このほど串本町で小学生を対象とした「マリンスクール」が開かれました。
これは串本海中公園が、地元の小学生らに海の生き物の観察や飼育の体験を通じて、海や自然環境を守る大切さについて知ってもらおうと毎年開いています。
「マリンスクール」には、串本町と古座川町の小学5年生と6年生、20人が参加、シュノーケルをつけての海中観察やウメガメの放流、飼育体験などを1泊2日で行いました。
ウミガメの放流では、職員らの説明を受けながらアカウミガメとアオウミガメの大きさや重さを測ったあと、放流しました。
子供たちは海に泳いでいくカメを少し心配そうに見ながら、「元気でいてほしい」と送り出していました。
放流のあと子供たちは、海中公園の裏側を見学、飼育体験をおこなうなどして串本の海の生き物や自然の大切さについて学んでいました。