レポート
2020.07.03

漁港の早期復旧に向け支援協定

南海トラフ巨大地震による津波などの自然災害により被害を受けた漁港の復旧活動を迅速に行うため串本町は、
7月2日、東京に本部を置く水産土木建設技術センターと支援協定を締結しました。

この日、串本町役場で協定の締結式が行われ串本町の田嶋勝正町長と水産や土木施設の復旧支援業務などを専門とする
水産土木建設技術センターの吉塚靖浩理事長が協定書にサインしました。

串本町は海岸沿いに21の漁港が点在し、台風による高波と高潮で一昨年から去年にかけて動鳴気漁港など7カ所が被害を受けました。
また、近い将来、発生が予想される「南海トラフ巨大地震」による津波では漁港が甚大な被害を受けることが予想されています。

このため協定は、漁港などの早期の復旧を目的に締結されたもので、漁港などが被害を受けた場合、
センターが被災状況を確認する現地調査や資料の作成などを行い、復旧を支援します。

センターと災害支援協定を締結したのは全国で17市町村となり県内では日高町、由良町に次いで串本町が3ヵ所目となります。

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