アオリイカの産卵場所を確保し、ダイビングスポットとしても楽しんでもらおうと、地元のダイバーらが串本町沖に産卵床を設置しました。
串本町内24のダイビング事業所で作る「串本ダイビング事業組合」では、毎年この時期に、アオリイカの産卵場所を確保するとともにダイビングスポットとしての串本の海を広く知ってもらおうと、アオリイカの産卵床を設置しています。
この日は、ダイバーら13人が町内の袋港からボート2隻で出港し、沖合3ヵ所のダイビングポイントの海底に高さおよそ2mの雑木を15本ほど束ねた産卵床を沈め、ロープなどでしっかりと固定していきました。
アオリイカは、比較的浅いポイントの海藻などに産卵するということですが、串本近海では年々、海藻が減少しているということです。
イベント名 | ダイバーが串本の海中にアオリイカの産卵床設置 |