海と日本プロジェクトin和歌山県のオリジナルイベントが開催されました。
このイベントは、和歌山県住みます芸人・わんだーらんどと一緒に“日本遺産・和歌浦”のいにしえから現代に至る海の歴史を学び、珍しい生き物が生息する干潟の観察を行うほか実際に片男波海岸では海に入ったり、浜辺で貝がら収集を行うなど、「海」を体験する学習型イベントです。
和歌山県下全30市町村の内、実に2/3近くの18市町が海に面しているいわば海洋県です。
そのため県民の多くは、あまりにも海が身近にあるため海の貴重さや大切さ、海の恵みに対する関心も薄いのが実状です。
また海洋県和歌山の子どもたちとはいえ、海と触れ合う機会が少なくなっています。
そこで和歌山の海と触れ合い、現在の海をとりまく環境問題について学び、自ら感じたことを和歌にする、といった体験を通じて、子供たち自身が「和歌山の海の美しさを再認識」「海の大切さ、海を大事にすることや海を守ることの大切さ」を感じ取ってもらうことで、郷土・和歌山の海に誇りをもち、海についての関心を高めていきます。
「わかやま海守り隊」の一員として、子供たちが和歌山の海の魅力を再発見!!!
“和歌”ってなーに?
五・七・五・七・七のリズムで詠まれる美しい日本の歌。
長い年月を超えて現代まで、人々の生活に密着し、愛されてきました。
海を守る意味を込めた みんなの和歌を紹介するよ!
和歌浦は 自然に恵まれ 青い海
ごみを拾って 海を守ろう
小五 嶋 遼人
しおまねき かにのぜつめつ ぽいすてを
やめさせるよう みんなに言おう
小五 田嶋 天瑛
和歌の浦 青にそまった 空と海
ぼくらの宝 けがさずのこそう
小六 深野 創太
楽しいな 干潟探索 どろだらけ
シオマネキ達も 笑顔でピース
小六 堀内 舶馬
ひがたから 魚の命 守りたい
ゴミを捨てるな 海を大事に
小六 宮﨑 徠未
片男波 海がたいへん きれいだよ
みらいにのこせ この美しさ
小六 石田 葵
うみにごみ すててはならん きをつけよ
ぼくはきめたよ しぜんをまもる
小五 北川 れい
和歌の浦 ごみを捨てるな 泣いてるよ
干潟を守って 未来にとどけ
小六 森脇 大翔
和歌山の 海守り隊に 参加して
片男波で遊び 思い出出来た
中一 宮﨑 大馳
干潟では 生物たくさん 暮らしてる
魚にとっては 楽しい場所だ
中一 木下 歩音
和歌浦の 海をきれいに ゴミ拾う
未来にとどけ 和歌山の海
中二 北川 真弥
片男波 万葉残る 和歌聖地
今も昔も 美しき海
中二 森脇 悠翔
和歌ノ浦 日本の遺産 守り隊
言っていたこと 伝えていこう
小六 前田 璃音
生き物と 海を守って 生きていく
海としたしく 歩んでいこう
小六 辻野 暖日
片男波 青空の下 きらきらと
ずっと守ろう 和歌山の海
中一 岡田 希美
和歌の浦 日本遺産に 輝いた
どんなときでも きれいでいてね
中一 岡田 歩実
海たちに ゴミがたくさん つらそうだ
ぼくは拾うよ みんなも拾おう
小五 吉本 りょうが
和歌の浦 カニにヤドカリ 元気だよ
ゴミは捨てずに 持ち帰ろうね
小五 音羽 優
みんながね うみのごみをね ひろったら
うみはかならず げんきになるよ
小六 山西 撞真
かたお波 キレイな海で あそんだよ
キレイな海を よごさないでね
小五 福本 莉央
和歌の浦 きれいな海を 守りたい
神がいるんだ 和歌の浦には
小五 鈴木 海地
和歌の浦 干潟に生きる かにや貝
これから先も ゴミをすてない
小五 福島 明幸
和歌の浦 キレイな海で スイカ割り
のこしていこう この風景を
小五 柴田 和作
古の 物語りかたる 海の声
時間の旅行 「サー」と流れる
中一 鈴木 陸宇
和歌浦 時経つごとに 変わる海
みりょうするこの 景色は永遠(とわ)に
中一 松尾 暁都
貝合わせ 片方われて おちこんだ
それでもぼくらは 二つでひとつ
中三 宮川 愛夏
和歌の浦 百年経っても 宝物
守り続けよう 私らの手で
中二 柴田 和奏
干潟での 地形の変化が 物語る
日本いさんの 和歌の浦なり
小六 久保 颯真
友達と 協力プレーし カニねらい
おいつめたけど つかまえれず
小六 中西 蒼
うみのこえ 風に吹かれて 囁いて
「百年先も 君に会いたい。」
中三 佐伯 峻佑
温暖化 ゴミを拾えば 止まるかな
僕らのつぎは 君たちのばん
中二 前田 蓮音
片男波 子どもに捕まれ 溺れかけ
ライフセイバー 笑顔で動かぬ
わんだーらんど たにさか
わー楽Sea お弁当おいSea でも悲Sea
ゴミ落ちてたSea マジやめてほSea
わんだーらんど まことフィッシング
弱浜(わかのはま) 明光の浦(あかのうら)から 和歌の浦
名前変われど 変わらぬこの海
柳橋さやか
(順不同)
“和歌”を通じて海のことを考え、学び、未来へキレイな海を残す為に自分には何ができるかを考えるいいきっかけになったのではと思います。 いつまでもきれいな海を残そうね!!
このイベントは、日本財団が行う次世代へ海を引き継ぐため、海を介して、人と人とがつながる日本財団「海と日本プロジェクト」の一環です。
イベント名 | 海を学び未来に伝える2018~わかやま海守り隊~ |
日程 | 2018年8月9日(木) |