イベント
2025.07.18

紀南の海が未来を変える〜わかやま海守り隊2025〜

「海と日本(にっぽん)プロジェクト」とは
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、ときに心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。
そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子供たちをはじめ全国の人たちが「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団が旗振り役としてオールジャパンで推進するプロジェクトです。

イベントを通じてにきれいで豊かな「わかやまの海」を守るために、自分に出来ることは何なのかを考え、和歌山県だけでなく日本や世界の「海」を守ることの大切さやいろいろな体験や学びをを通して、「わかやまの海」の魅力を再発見をしましょう。

※当日の模様をテレビ和歌山の番組にて放送予定。またWEB・SNSでも使用予定。

開催概要

日時 2025年9月13日(土)・14日(日) 
場所

和歌山県白浜町・田辺市・御坊市
【集合場所】
和歌山組:JR和歌山駅東口
田辺組:秋津野ガルテン
*バス移動

募集人数 和歌山県内の小学5~6年生 20名
参加費 無料(1日目:昼・夕食、2日目:朝・昼食付) 宿泊:秋津野ガルテン(田辺市)
応募期間

2025年7月18日(金)〜8月17日(日)
※応募者多数の場合抽選。
※当選された方のみに8月22日(金)までにお電話にてご連絡させていただきます。
※「info@umipro.telewaka.tv」からのメール受信ができるよう、ドメイン設定をお願いします。

タイムスケジュール

9月13日(土)

1日目 <7:15> ・和歌山組 集合(JR和歌山駅東口)
<7:30> ・JR和歌山駅東口 和歌山組 出発
<9:15> ・秋津野ガルテン到着 田辺組と合流
・4班に分かれ「わかやま海守り隊」結成・自己紹介後海プロ&当日スケジュール説明
<10:15>

京都大学白浜水族館で南紀の海に棲む生き物を現地調査

白浜周辺に生息する無脊椎動物と魚の展示にこだわった水族館
様々な角度から海の生物や、無脊椎動物や海底生物の役割、田辺湾に生息している魚を観察し、今年は特に稚魚の生態や稚魚にとっての藻場の大切さについて学ぶ。

■場所:京都大学白浜水族館(白浜町)
■講師:山内 紀洋 氏(京都大学白浜水族館研究員)

学びのポイント

白浜周辺の海の生き物は藻場の大切さを学ぼう!

①身近な海でこんなに多くの海の生き物がいることを学ぶ
展示物は全て南紀の海に棲む生き物で多種多様な生き物にとって南紀の海の環境の大切さを学習
②無脊椎動物の役割やどんな生き物でも役割があることを学ぶ
無脊椎動物が他の海の生き物にとって重要な役目を負っていることを学習
③稚魚の生態や藻場の大切さを学ぶ
稚魚にとって藻場がなくてはならないものであることを学習

<12:00> ・昼食 @とれとれ市場 13:00出発
<13:30>

新庄漁協で水産業の現状や藻場の必要性を学べ

新庄漁協の水産業の現状や環境省の「自然共生サイト」認定や「令和の里海つくり」モデル事業に選定された新庄漁協の 藻場の役目や藻場の再生の取り組み等を学習。

■場所:新庄漁協前海岸(雨天時:東急ハーベスト前海岸)
■講師:橘 智史代表理事組合長(新庄漁協)・山西 秀明 代表(ヒロメラボ)

学びのポイント

藻場の重要性を学習!

①新庄漁協の水産業の現状や課題を学習
沿岸部の藻場が魚の食害や海水温の上昇などで減少により魚の生息環境が悪化また漁師の高齢化によってヒロメやヒジキの漁獲高の減少が進んでいることを学習。
②環境省「自然共生サイト」認定や「令和の里海づくり」モデル事業選定の目的を学習
里海など民間の取り組み等によって生物多様性の保全地域を自然共生サイトと認定され新庄漁協の保全活動を学ぶ
③藻場再生への取り組みを学習
ヒロメ養殖の生産力を高めるため種苗生産方法の再検討や藻場の再生に取り組みを学習

<15:00> ・新庄漁協前海岸(雨天時:東急ハーベスト前海岸) 出発
<15:30>

藻場再生への取り組みや現状や課題を学べ

「ヒロメの種子作り体験」・「海藻の押し葉での絵手紙作り体験」を通じヒロメラボの藻場の再生の取り組み等を学習を通じて海を守るには自分事として何ができるのかを探る。

■場所:秋津野ガルテン(田辺市)
■講師:橘 智史代表理事組合長(新庄漁協)・山西 秀明 代表(ヒロメラボ)

学びのポイント

藻場の重要性を学習!

①ヒロメの種子作り体験で藻場の重要性を学習
当日制作したヒロメの種子は次の日の和高専へ贈呈し後日海へ散布しつながりを構築
②ヒロメラボの藻場再生への取り組みを学習
新庄漁協だけでなく南紀の海の藻場の消滅の現状や再生への課題や取り組みを学習

<18:30> ・秋津野ガルテン(宿泊)で夕食
<19:00> ・1日目振り返り&宣言作り事前学習
<20:00> ・入浴&自由時間
<21:30> ・就寝

 

9月14日(日)

2日目 <7:00> ・起床、 朝食
<8:30> ・ホテル出発
<9:30>

バイオセメントで和歌山の海を守ることを学べ①

2016年マリンチャレンジプログラムでリバネス賞を受賞した国立和歌山工業高等専門学校(和高専)楠部教授の研究のテーマの一つの「バイオセメント(自然界に戻る無害なセメント)を使った「アマモの藻場再生」への取り組みと課題を学習し海を守るため科学の力も必要なことを学習。

■場所:国立和歌山工業高等専門学校「和高専」(御坊市)
■講師:楠部 真崇 和高専教授(NPO法人和歌ノ浦ブルーエコノミー推進研究機構・理事長)

学びのポイント

藻場再生へは科学の力も重要であることを学習!

①バイオセメントを使った「アマモの藻場再生」への取り組みや課題
自然界に戻る無害なセメント(バイオセメント)の現状や課題を学習
②藻場の重要性を学習
海の生き物だけでなく二酸化炭素吸収にも重要な働きが藻場にあることを学習

<12:00> ・昼食 @和高専
<13:30>

バイオセメントで和歌山の海を守ることを学べ②

バイオセメントにアマモの種子を入れ込んだアマモ玉を制作し海への散布体験する。

■場所:国立和歌山工業高等専門学校「和高専」(御坊市)
■講師:楠部 真崇 和高専教授(NPO法人和歌ノ浦ブルーエコノミー推進研究機構・理事長)

学びのポイント

①アマモ玉の海への散布体験
体験を通じて実際散布した海の中(海底)の変化に関心を持ってもらい藻場の重要性を実感する機会にする

<15:00>

成果物(海を守るための宣言)制作・2日間の想いを発表

2日間学んだ海のこと、未来へ美しい海を残していくための海を守っていく思いなどを込めて宣言を制作し、各グループで発表、アンケート記入・回収・ 「わかやま海守り隊」認定書授与・記念撮影。

■場所:和高専
■掲出先:作成した作品は、後日 地元新聞社で掲載、JR和歌山駅・田辺駅にて掲出、飲食店等で活用

学びのポイント

2日間学んだ海への想い・守っていくことの大切さを「宣言」で表現しよう。
・宣言に込めた想いをグループごとに発表し想いを共有
・海を守っていく想いを改めて確認

<16:00> 「わかやま海守り隊」認定書授与・記念撮影
<17:00> ・そのまま和高専にて田辺組解散(保護者へ引き渡し)後出発
<18:30> ・JR和歌山駅東口 到着後和歌山組解散(保護者へ引き渡し)

■MC(プロジェクトリーダー)

◆【よしもと和歌山県住みます芸人 】 わんだーらんど
第1回オリジナルイベントより担当、今回9回目。一人はマグロ解体の免許を持ち一人は根っからの釣り好きで釣り番組も持つ。

◆【ミュージカル女優】 柳橋 さやか
第1回オリジナルイベントより担当、今回9回目。子供たち特に女子への配慮の面で安心感。

応募する

応募フォーム

【注意事項】
(1)イベントプログラムは、保護者の同伴なく、お子様お1人でご参加ください。
(2)イベント当日は保護者によるJR和歌山駅東口・秋津野ガルテンへの送迎をお願いします。(田辺組は迎えは秋津野ガルテンではなく和高専となりますのでご注意ください)
(3)本イベント開催時点での新型コロナウイルスへの感染リスクをゼロにすることは困難であり、参加者および保護者の皆様には、感染リスクの可能性があることをご承諾いただいた上でご参加いただくこととなります。
参加決定の際には「健康状態の申告および参加に関する同意書」を別送いたしますので、その提出が必要となります。
(4)イベントの様子を撮影した動画・写真・レポート等を、主催者が行う各種メディアでの広報活動に使用しますので予めご了承ください。
(5)個人情報につきましては、事務局にて厳重に管理し、当プログラムに関連する目的以外では使用しません。

※このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施しています。

お問い合わせ 一般社団法人海と日本プロジェクトin和歌山県(テレビ和歌山内)
073-455-5721(受付:平日10:00~18:00)
主催 一般社団法人海と日本プロジェクトin和歌山県
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