夏祭りをテーマにした個性豊かな海の生き物を展示する特別展がすさみ町の町立エビとカニの水族館で開かれました。
「海中夏祭り」と題して、夏祭りの屋台をイメージした水槽に８種類、およそ６０匹の海の生き物たちが展示されました。
エビカニ水族館夏祭り展示
このうち、一番大きな水槽では、赤い体の表面に浮かぶ青い斑点が浴衣の柄のような「ユカタハタ」と、危険を察知するとヨーヨーのように体を膨らませる「クサフグ」が夏祭りを楽しむかのように泳ぎ回っていました。
また、群れで泳ぐ姿がまるで打ち上げ花火のように見える茶褐色の体に鮮やかな黄色い線が入った「ゴンズイ」や「海のりんご」とも呼ばれたナマコの一種「アデヤカキンコ」がりんご飴に見立てて展示されたほか射的をイメージした水槽では「テッポウウオ」を見ることができます。
エビカニ水族館夏祭り展示
飼育員の千田茜さんは「展示を見て、海の中の夏祭りに行っているかのような気分になってもらいたい」と話していました。
| イベント名 | エビカニ水族館夏祭り展示 |
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